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エールは消えない
「大丈夫、きっと乗り越えられるよ、信じてごらん」というお母さんの言葉が、その後の著者を支えたと言います。 また、長年家族ぐるみで親しくし、その晩年に寄り添った俳優の樹木希林さんからも、同じことを言われました。 「大丈夫、私も協力するよ。そして応援する」。 間もなくこの世から旅立とうとしていることを知りながら、希林さんは強い意志で応援してくれたのです。 著者は綴ります。 「人がこの世を去ってからも、応援(エール)の思いはずっと生き残る。決して消えたりしない。まるでお守りみたいに」。 本書は、著者が見送った87歳の母のこと、最期を共に過ごした樹木希林さんのこと、自殺した娘の子どもを育てたお母さん、両親をなくし伯父伯母に引き取られた姉妹と、見守るおばあちゃん、子育て中の盲目のお母さんなど、5つの多様な家族の物語と、めぐるいのちを描いた珠玉のエッセイ集です。 巻末には、内田也哉子さんとの対談「母をおくる」も収録。
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