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印刷文化の黎明
商品名 :
印刷文化の黎明
商品コード :
4-91003854
品番1 :
978-4-91003854-4
発売日 :
2022/06/27
メーカー :
花乱社
シリーズ名 :
西南学院大学博物館研究叢書
著者 / 訳編集者名 :
下園知弥 勝野みずほ 編
販売価格(税込み) :
\660
在庫 :
△
グーテンベルクが活版印刷術を完成させて以降,1500年までに印刷された書物を「インキュナブラ」と呼ぶ。インキュナブラは今日の印刷本の祖先であるが,挿絵や装飾が手作業で描き込まれるなど,印刷本と写本の両方の性質を併せ持っていた。
活版印刷術はヨーロッパの諸都市に伝播し,1590(天正18)年には布教のため来日したイエズス会の巡察師ヴァリニャーノの発案によって日本にもたらされた。キリシタンたちが印刷・出版した書物を「キリシタン版」と総称し,1591ー1610年頃までに50タイトル以上の書物が印刷されたと考えられている。
かつての面影を残しながらも変化していく書物のすがたを通し,西洋印刷文化の黎明期に迫る。
【2022年度西南学院大学博物館企画展T図録】